大正大学は、学内にマイボトル専用の給水機を試験設置したことを発表した。
給水機は7月21日まで設置され、設置前と設置後でプラスチック(ペットボトル)ごみの量を調査するという。
同取り組みは、地域創生学部 地域創生学科のゼミと大学の環境サークルsmileに所属する学生が共同で実施しているもので、学生に対してマイボトルの使用を促すことで、学内でのプラスチックごみの削減を目指すとのことだ。
設置を働きかけた米野海生さん(地域創生学科4年)は、大学でSDGsについて学び、ごみの削減に興味を持ったという。その中でもプラスチックごみに焦点を当て、2022年度は海ごみを減らすための研究を実施。2023年度は学内でのペットボトルごみ削減の実証を目指し、給水機の試験設置を大学に求めたとのことだ。
夏になると水分の摂取量が増えることでペットボトル飲料購入にかかる金額も増加するため、以前より学生から給水機設置の要望があったことも同取り組みの後押しになったとしている。