キユーピーは、「ごみゼロの日」の5月30日から6月15日の期間に「#野菜のごみゼロレシピキャンペーン」を開催し、キユーピーTwitter公式アカウントで捨ててしまいがちな野菜の未利用部を使ったアイデアレシピを募集すると発表した。

キャベツの芯

5月30日は、語呂合わせから「ごみゼロの日」に制定されている。

日本の食品ロス量、年間約522万トンのうち約247万トンは家庭から発生し、その約半分が野菜だという。

そこでキユーピーTwitter公式アカウントは、5月30日~6月15日の期間に「#野菜のごみゼロレシピキャンペーン」を開催。捨ててしまいがちな野菜の未利用部を使ったアイデアレシピを募集し、投稿を参考にオリジナルレシピを開発して野菜の日(8月31日)にキユーピー公式サイトで公開予定としている。

#野菜のごみゼロレシピキャンペーン

なお、キャンペーンに先立ち、キユーピーは捨ててしまいがちな食材「キャベツの芯」の活用レシピも紹介。

キャベツ全体の約10%を占める「芯」は、実は葉部に比べて甘味成分である「アラニン」が多く含まれ、甘味強度の高い糖質「スクロース」も中葉の9倍以上だという。加熱するとさらに甘みが感じられるようになり、さらに、キユーピー調べによると食物繊維もキャベツの芯は葉部の約1.5倍だとしている。

歯応えとシャキシャキとした食感を生かして、餃子の種、肉団子の中身、お好み焼きなどに使用するのも相性がいいとのことだ

キャベツの芯に含まれる「アラニン」・「スクロース」の量

キユーピー×東京家政大学学生による共同開発レシピ

キャベツをまるごと味わう「キャベツのレモンマリネ」
葉の甘みと芯のシャキシャキ感が楽しめる一品。ドレッシングをかけてから時間を置くと味がなじんでより一層おいしく食べることができるという。

キャベツのレモンマリネ:レシピ

「キャベツのレモンマリネ」

なお、キユーピー公式サイトでは、物価高騰が続く中、節約レシピとしても使える「レタス」や「ブロッコリー」を使い切る工夫も紹介しているとのことだ。