ファストドクターは、患者が自身の居住地や基礎疾患の有無を選択するだけで、その後の最適な行動を導いてくれるWebサービス「スマート療養ナビ」を、本日より提供開始したと発表した。

ファストドクター、Webサービス「スマート療養ナビ」を提供開始

「スマート療養ナビ」は、新型コロナウイルスへの感染が疑われたり陽性が発覚した場合に、スマートフォンで都道府県や検査結果、基礎疾患の有無を選択することで、自身の取るべき行動の案内や公的なサポートについて簡単に知ることができるサービス。

案内は各自治体の情報に基づいて行われ、現在は東京都・千葉県・埼玉県・大阪府に対応。順次対象エリアの拡大を予定しているという。

また、患者はこうした案内を受けるだけでなく、選択結果に応じてファストドクターのコンタクトセンターに接続され、診療の必要判断や、必要時の診療の案内、医療用として認められた抗原検査キットの手配まで一環した支援を受けることも可能。

これにより、軽症者による検査希望の受診殺到や本来受けられる公的なサポートを患者が受けられないなどの事態を防ぐことに貢献するとしている。

【ナビゲーション項目例】
・自身が医療機関による発生届の提出対象者または自主療養の対象者かどうか
・自主療養が可能な場合、陽性者登録センターのURL
・自主療養や濃厚接触者となった場合の療養期間
・受けることが出来る公的な療養サポートとその方法
・未検査の場合の医療用抗原検査キットの入手方法