コネヒトは、東京都が発表した育休の新愛称「育業」に関する調査結果を公開した。
■育休の新愛称「育業」によって、休みのイメージを払拭できそうと期待するのは約2割にとどまる
「期待できない」と回答した人のコメント
●周りの意識が変わらないと名前を変えただけでは、何も変わらない。
●名称が変わっても仕事をしてないから休みと捉えられるのには変わりない。
「期待できる」と回答した人のコメント
●休みのイメージを払拭することに繋がると思う
●まずは形から変えることが意識の変化につながると思うから。
「休」の漢字が外れたことから、「育休=休み」のイメージが払拭されると期待の声も寄せられる一方で、やはり「育業」を広く浸透させ、職場や社会の意識を変えるための継続的な取り組みが必要不可欠とのことだ。
■半数以上が「育業」の愛称で育休の取得しやすさは変わらないと回答
「期待できない」と回答した人のコメント
●政府が育休を義務付けなければ今と変わらないと思う。
●取得する当事者の意識は変わっても、経営層や上の立場の人たちの意識は変わらないと思うので。
「どちらでもない」と回答した人のコメント
●使い方次第。当事者ではなく周囲の人、上司、行政などみんなが当たり前の言葉として使うようになれば取得しやすくなりそう。
「期待できる」と回答した人のコメント
●育児と仕事が対等になる表現に感じるから。単なる休みではない意味合いが強調されるので良いと思った。
●育児も仕事のうち、という考え方になるから。
コネヒトは、育休の愛称「育業」をつくったことは社会の意識を変えるきっかけにすぎず、育休を取得したい人が取得できる社会を実現するために、これを「名ばかり」に終わらせず、取得しやすい雰囲気づくりに継続して取り組んでいくことが欠かせないとまとめた。
■調査概要
調査期間:2022年6月29日〜6月30日
有効回答数:3,923件
調査方法:インターネット調査
調査対象:コネヒト社サービス利用者
調査機関:コネヒト
<参考>
コネヒト『新愛称「育業」に関する調査結果』