総合ゴルフショップ「ゴルフパートナー」を全国400店舗以上(2022年5月末日現在・海外店舗含む)チェーン展開するゼビオグループのゴルフパートナーは、2014年8月11日よりスタートした「はじめてのごるふくらぶプロジェクト」により誕生したゴルファーが、2022年5月22日、ついに200,000人を突破したとのことだ。

ゴルフ業界が産業活性化策を講じなかった場合、2025年のゴルファー人口は、2011年比で78%にまで減ると言われている。

同社は、「この厳しいゴルフ業界を変えたい!一人でも多くの方にゴルフをはじめて欲しい」と考え、ゴルフクラブ(中古のアイアンやウェッジ)をプレゼントする「はじめてのごるふくらぶプロジェクト」を2014年8月11日に開始。

【結果】

同プロジェクトから誕生したゴルファーが、開始から8年余り、2022年5月22日ついに200,000人を突破。コロナ期の2020年には『三密回避』からゴルフを始めた人は約17万人とも言われているが、同プロジェクトの実績からコロナ期以降では20代、そして女性のゴルファーが数多く誕生していることが読み取れるとのことだ。

そしてプレゼントをした人の約60%はゴルフ用品(練習場を含む)を購入しはじめているという嬉しいデータ出ているという。

コロナによる社会情勢の変化の中、従前からの私達の取組が相乗効果を生み、新たなゴルファー層の創出につながっているとのことだ。

【行動分析データ公開】

コロナ期以降、新たなゴルファー層の拡大
コロナ期以前(~2020年)は27.2%だった女性の構成比は、コロナ期以降(2020年~)37.4%まで向上。(表1)

また世代別での構成比では、コロナ期以前は男女とも30代の参加者が最も多かったのが、コロナ期以降は20代が男女とも最も高い構成比に。長年ゴルフ業界が取り込めなかった若年層や女性がゴルフを始めていることが顕著に表れているという(表2)

「きっかけ」が重要
表3は、同プロジェクトでクラブを一本プレゼントした人を対象に「利用動機」をアンケートした結果となる。
58.1%もの人が「人から勧められて(紹介)」が断トツトップという結果になり、第2位の「自分から進んで(自発的)を含めると実に95%以上の人が、潜在的に興味を持っていて、「きっかけ」さえあればゴルフをはじめることが見て取れるという。

始めさえすれば「続ける」
表4は、同プロジェクトでクラブを一本プレゼントした人の、その後の購買行動を分析した結果。なんと、約60%の人が何らかの商品を購入し、約30%以上の人がゴルフクラブを自費で購入、約9%の人がゴルフパートナー練習場を利用している。

きっかけは一本のゴルフクラブに過ぎないが、ゴルファーへの道を「自ら」「順調に」登っていることがわかったとしている。