丸紅ら、三菱地所の食品ロス削減プロジェクトへ参画 クローズドリサイクルにより使用済み段ボールを紙製品に再商品化
丸紅、丸紅フォレストリンクス、丸紅ペーパーリサイクル、および興亜工業は、三菱地所が実施する食品ロス削減に向けた取り組み「MARUNOUCHI TO GO プロジェクト」において、丸の内エリアのオフィスビル等で回収される使用済み段ボールをクローズドリサイクルによって再商品化した紙製品の提供を、4月21日より開始すると発表した。
丸紅ペーパーリサイクルが回収した使用済み段ボールを原料として、興亜工業が古紙100%の再生紙を生産し、トレーサビリティを確保しながら、丸紅フォレストリンクスが紙袋やチラシに加工するとしている。
紙袋はFSC®認証を受けた地球にやさしい紙製品となっており、「MARUNOUCHI TO GO プロジェクト」に参加する大手町・丸の内・有楽町エリアの飲食店舗で、利用客が食べきれなかった料理を持ち帰る用途で活用されるとのことだ。
丸紅、丸紅フォレストリンクス、丸紅ペーパーリサイクル、および興亜工業は、使用済み段ボール、その他古紙を様々なニーズに合わせて身近な紙製品（紙袋、封筒、宅配袋、ペーパータオル、段ボール製什器、印刷用紙など）にリサイクルし、消費者の循環型社会への関心を促すことを目指しているという。
今後もグループ内の強みを活かして、古紙のサステナブルなリサイクルスキームを構築し、循環型社会の実現に貢献していくとのことだ。