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ファンケル、社員食堂の「食品ロスゼロ化」を4月1日より開始 生ごみを堆肥化し資源活用 バイオガス発電にも

ファンケルは、4月1日から本社ビルの社員食堂「ファンケル学べる健康レストラン」から排出される生ごみの資源化を行うことを発表した。これにより、社会的な環境課題である「食品ロスのゼロ化」を目指していくとしている。

登録再生利用事業者の横浜環境保全と連携し、社員食堂から排出された生ごみを堆肥化することで資源活用としていくとのことだ。

ファンケル学べる健康レストラン

ファンケルは、2018年からサステナブル宣言を制定し、重点テーマの一つを「環境」としている。

様々な資源循環や廃棄物の削減に取り組み、社員食堂においてもできるだけ食品ロスをなくす工夫を準備数の調整などで行っているものの、コロナ禍での在宅勤務状況や天候などで提供数が余るなど、ロスが発生することもあったという。

食品ロスは、昨年東京で開催された国際的なスポーツイベントにおいても問題となるなど、今では社会的な環境課題の一つであることから、そこでファンケルでもこの課題解決に向け、生ごみの資源化事業に着目したとのことだ。

生ごみの資源化は、ごみの減量化にもつながり、資源の循環型にもつながるとし、食品ロスのゼロ化により、限りある資源の有効活用と環境配慮を推進し、SDGsの達成目標にも貢献していくという。

また、同日から総合研究所と飯島ビルの社員食堂でも、排出される生ごみを再生利用事業者と連携し、バイオガス発電に活用する取り組みを実施するとのことだ。

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