ワコールは、「ワコール ブラリサイクル」キャンペーンを2021年10月1日から2022年3月31日までの期間、国内の百貨店、量販店、下着専門店、ワコール直営店およびグループ会社を中心に約750店舗で実施すると発表した。

「ワコール ブラリサイクル」は“ブラジャーは捨てにくい”というユーザーの声から生まれた、不用になったブラジャーを回収・リサイクルする活動。

ワコールでは不用になったブラジャーの取り扱いも企業の責務と考え、環境保全活動の一環として、2008年から継続的に取り組んでいるという。

「ワコール ブラリサイクル」は、昨年度から日本環境設計の「BRING」に参画しており、不用になったブラジャーを家庭にある紙やビニールなどの袋に入れて実施店舗に持参すると、「BRING」の提携工場でリサイクルされ、生活雑貨などのパーツに生まれかわるとのことだ。

ワコールは、持続可能な社会を目指すための身近な環境活動として、古くなったブラジャーを回収・リサイクルする「ワコール ブラリサイクル」をユーザーと共に取り組んでいくとしている。

◆「ワコール ブラリサイクル」の概要

<リサイクルの流れ>

<回収商品> ワコール製のブラジャー、他社製のブラジャー
<実施期間> 2021年10月1日 ~ 2022年3月31日
<実施店舗> 国内の百貨店、下着専門店、ワコール直営店およびグループ会社を中心に約750店
https://www.wacoal.jp/shops/?bbr=1005

なお、昨年度は約22万枚、スタートから累計では約270万枚(回収重量からの推定枚数)のブラジャーを回収し、2019年度までは産業固形燃料「RPF」に、2020年度からは生活雑貨などのパーツにリサイクルしたとのことだ。