三越伊勢丹は、想像力を働かせ、真摯に考えることから始めるという意味を込め、「think good」という合言葉のもと、サステナビリティ活動に取り組んでいくと発表した。

三越伊勢丹グループは、“人と時代をつなぐ”企業をめざし、社会に対する企業の責任として社会の様々な課題と向きあい、企業活動を通じてその解決に貢献することで、人々の豊かな未来と、持続可能な社会の実現に向け役割を果たしていくということを、サステナビリティ推進の基本方針として掲げている。

今回の発表は、利用客、取組先、地域社会など、あらゆるステークホルダーとともに、持続可能な社会の実現のためにできることを考え、アクションするムーブメントを起こしていきたいというものであるとのことだ。

「想像力を働かせ、真摯に考えることからスタートする」 という想いを込めた「think good」。

三越伊勢丹がつなぐ、ヒト・モノ・コトに対して常に想像し、あらゆる価値観を尊重するという意志を示しているという。

創業から数百年、いつの時代も最前線で、利用客や作り手と向き合い続けた同社がめざすもの。過去・現在・未来、時代を超えて届けたい「物語」がある、つなぎたい「想い」がある。三越伊勢丹は、今までもこれからも、「人と時代をつなぐ」仲介人であり続けるとしている。

「think good」と三越伊勢丹の取り組み

三越伊勢丹は、①商品、②サービス、③コミュニケーションの3つにフォーカスして、 「think good」の取り組みを実施。

具体的には、地域産地支援・環境保護のためのサステナブルな品揃え、資源循環のための4Rの推進、文化継承のための文化・技術・感性の発信を通したサステナビリティ活動に取り組んでいくとのことだ。

また、「think good」は年間を通じた考え方であるが、それぞれのテーマごとにキャンペーンを開催するという。

第一弾として、4月7日~5月11日三越伊勢丹オンラインストアにおいて、4月14日~5月11日伊勢丹新宿店、日本橋三越本店、銀座三越の各店舗において、4Rの推進のため、「アップサイクル」をテーマに実施。

think goodキャンペーン 「アップサイクル」 

■4月7日~5月11日 三越伊勢丹オンラインストア
■4月14日~5月11日 伊勢丹新宿店・日本橋三越本店・銀座三越

アップサイクルとは、一般的に不要になったモノに新しい付加価値をもたせ、また新たなモノに生まれ変わらせること。

三越伊勢丹は、「価値」だけでなく「ストーリー」まで宿すことをアップサイクルと考えるという。一度は役目を終えたモノでも、デザインやアイデアを吹き込むことで、また新しい物語が生まれ、それが「モノを大切に長く使う」ことにつながるはずであるとのことだ。