ビームスは、2020年5月から連携してきた「みんなの応援村」が手がける、長期入院や寛解(かんかい)状態にある子どもたちに挑戦の機会をつくる新プロジェクト、「スーパーマンプロジェクト」のロゴマークとシンボルマークを制作し、実行委員の小山薫堂氏(放送作家)、松任谷正隆氏(音楽プロデューサー)らのメッセージ動画を、公式YouTubeチャンネル「BEAMS テレビ」で公開することを発表する。
ロゴマークビームスが連携する「みんなの応援村」は、一つの自治体では取り組むことが難しい公共的政策を、地域連携・官民連携により実施している(前身の「全国応援村」は2019年8月から活動開始)。
ビームスは、2020年5月に連携を発表し「みんなの応援村」のロゴマークの制作やオフィシャルTシャツなどをプロデュースすることで、クリエイティブとファッションの力で活動をサポートしてきた。
新プロジェクト、「スーパーマンプロジェクト」は、病気等による手術・治療等で長期入院をしている子どもたち、寛解状態にある子どもたちに、さまざま挑戦の機会をつくる取り組み。
普段は「応援される側」にいる子どもが、「応援する側」にまわり、誰かのために何か挑戦する、誰かを助ける、そのような機会を子どもが得ることによって、子ども自身が、これまで気付かなかった自分の可能性に気付いたり、自信を付けたり、日々の治療や生活へのモチベーションを高めたりすることを目的としている。
今回発表した「スーパーマンプロジェクト」のロゴマークとシンボルマークは、「みんなの応援村」のロゴマークも手がけた、ビームスクリエイティブのデザイナー・吉田敦が制作。
モチーフとなるスター(星)には、希望や困難に打ち勝つイメージを込めており、ロゴマークとは別で製作したシンボルマークは、子どもたちが手にする、衣類やグッズへの使用を想定しているとのことだ。
2021年3月18日には、公式YouTubeチャンネル「BEAMS テレビ」内で、「みんなの応援村」実行委員の小山薫堂氏(放送作家)と松任谷正隆氏(音楽プロデューサー)に、ビームスの代表である設楽洋が加わりロゴマーク選定を行った「BEAMS JAPAN会議」の模様と、3者からの「スーパーマンプロジェクト」に向けたメッセージを動画で公開している。