メットライフドーム、大型ビジョン「Lビジョン」を約2倍の大きさに　バックネット裏にはサブビジョン新設

西武ライオンズでは、2017年11月15日に発表した「メットライフドームエリアの改修計画」に基づき、2017年12月より各施設の改修工事を進めているが、今回、ドーム内のメインビジョン「Lビジョン」を始めとする、映像・音響機器の改修内容が決定したと発表した。

Lビジョンは高さが13メートル、面積が約600㎡と従来の2倍の大きさになるほか、サブビジョンを新設、スピーカー、デジタルサイネージを増設し、エリア内のどこにいても臨場感を味わえる、これまでにないボールパークエンターテインメントを提供するとのことだ。

現在のLビジョンは2008シーズンから運用を開始し、2020シーズン終了まで13年に渡って一軍公式戦などで使用してきた。

2021シーズンよりリニューアルする新しいLビジョンは、これまでより高解像度かつ大画面になることで、ダイナミックなライブ映像や迫力満点のCG映像などを見れるとともに、より情報量の多いスタッツ（選手のプレー成績）を表示できるようになるとのことだ。

また、バックネット裏に位置するセンタービル屋上には、幅10.2m ×高さ5.6m、約57㎡のサブビジョンを新設し、外野席からもスタッツやリプレイ映像を観ることができるように。

音響については、どこにいてもクリアなサウンドを届けられる分散型スピーカーをドームの屋根に77台設置するほか、外周エリアや各屋内施設、ドーム前広場などにもスピーカーを増設し、改修前の2018年当時の6台から、223台になるという。

さらに、デジタルサイネージを付近のレストランや売店などに合計で301台新設。

2020シーズンより運用しているLED照明を加え、2021シーズンは新しくなった映像・音響・照明機器を駆使し、これまでにない迫力の演出をファンに届けるとしている。

試合の中継映像やホームラン時などのCG映像、効果音などの演出が連動することで、スタンドから離れている時でも臨場感を感じることのできるボールパークへ変貌するとのことだ。