富士フイルムグループの富士ゼロックスは12月22日から、東京地下鉄（以下、東京メトロ）と共創しサービス化した個室型ワークスペース「CocoDesk」を、東京メトロ「上野駅」「銀座一丁目駅」「永田町駅」「神保町駅」の4駅に新たに設置すると発表した。

この展開により、駅でのサービス提供は計20駅37台に拡大。総設置台数はオフィスビル5か所に設置している台数を合わせて計47台となる。

「CocoDesk」のサービスは、今年2月、東京メトロ駅構内4駅・7台から提供を開始、8月には東京メトロ駅構内の設置場所拡大に加え、神奈川県内で初めて京急電鉄「京急川崎駅」改札内に設置。

さらに商談前の準備や会社への報告、Web会議やオンライン商談など、利便性向上を目指し、都内のオフィスビルエントランスにも拡大して、これまで16駅とオフィスビル5か所に計40台展開している。

追加する4駅7台のサービス開始日と設置場所は以下のとおり。

  • 12月22日：有楽町線 銀座一丁目駅1台
    半蔵門線 神保町駅1台
    南北線 永田町駅1台
  • 12月23日：有楽町線/半蔵門線/南北線 永田町駅(改札内)2台
  • 12月24日：日比谷線 上野駅2台

CocoDeskは、ビジネスパーソンが外出先や移動中のスキマ時間を活用し、密閉・密集・密接を避けながら、安全・快適にテレワークを行える個人専用のワークスペース。

ブース内の空気は常に自動換気で入れ替わるようになっているほか、利用前後15分間は予約をブロックすることで換気が十分行きわたる時間を確保しており、抗菌・ウイルス対策に有効な銀系無機抗菌剤のコーティングも実施済み。

富士ゼロックスは、駅構内やオフィスビルなど公共スペースへのCocoDeskの設置を拡大し、テレワークを支援する各種サービスを拡充することでWithコロナ時代の新たな働き方を積極的に支援していくとしている。