コムニコは、企業・ブランドのマーケティングの一環としてタレントやインフルエンサーを起用する際に、炎上リスク等がないかを事前に調査するサービス「タレント・インフルエンサーデジタルリスク調査」の提供を開始したと発表した。

ソーシャルメディアやSNSは、近年著しく利用者数が増加しその影響力も大きくなっている。

半面、自由な発言や活発な意見が行われることにより炎上の発生件数も増加しており、ブランド・商品の不買運動やサービスの解約運動など企業活動へ影響を及ぼすまでになっている。

このような背景を踏まえ、同サービスでは「過去の発言が現在に与える影響はないか?」、「様々な疑惑や噂はないか?」など、タレントやインフルエンサーの発言やニュース記事をデータ収集し、炎上のリスクがないかを調査していくとしている。

調査の概要は以下になる。

■概要
デジタル上のデータから、起用予定のタレントやインフルエンサーの「ネガティブなニュースや話題」および「本人の発言」を収集し、炎上の火種になりそうな言動、発信、疑惑等がないかについて調査。

■ 調査範囲
・キーワードリサーチ
(Webニュースの記事+Twitterのツイート)
・タレントやインフルエンサーのSNS(ブログ含む)アカウント

■ 調査内容(どのような基準で調査するのか)

・タレント・インフルエンサー名

「フルネーム」「愛称」
・広告主の企業、ブランド、商品 等

「企業名」「商品名A」「商品名B」
・広告主の競合企業、ブランド、商品 等
「競合A」「競合B」「競合商品A」「競合商品B」

・ネガティブワード(全ブランド共通)
例)「炎上」「麻薬」「差別」「不倫」「未成年飲酒」「暴力」「ハラスメント」

同社はこれまで、SNSマーケティングのトータルサポートをするなかで、企業・ブランドを対象にこのようなリスク調査を実施してきた。

同サービスは、その豊富なノウハウや経験を活かし、様々な事例に基づき多角的な視点で炎上リスクがないかを調査していくとのことだ。