国立研究開発法人理化学研究所の理研ベンチャー制度に基づき設立されたダナフォームの子会社、スマートアンプステーションダナフォーム(以下、SS Dnaform)は、東京駅八重洲南口から徒歩4分の場所に、新型コロナウイルスの検査を行う「SmartAmp Station“駅前検査”」をオープンすると発表した。
「SmartAmp Station“駅前検査”」では、国立研究開発法人理化学研究所と神奈川県衛生研究所が共同で開発した、新型コロナウイルス次世代PCR検査法、PCR/SmartAmp法(スマートアンプ法)を使用し、安く、早く、安全に検査できる環境を提供するとのことだ。
無症状の人を対象にした検査は自費検査のため、通常のクリニックでは25,000円〜40,000円。郵送検査でも送料やキット込みで7,000円程度が主流であるという。
そのような中、1検査あたり1,980円〜(税込、12月9日現在)と、気軽に検査可能な価格設定を実現したという。
<検査メニュー>(全て税込み価格)
12月10日から
来店採取(通常通知):1,980円(検査結果は翌日通知)
来店採取(クイック通知):9,900円(検査結果は当日通知)
来店採取(特急通知):(希望者は電話で問い合わせ)
法人・団体契約:1,980円/1検体
郵送採取:2,200円(結果は検体到着後翌日通知)
※検査キットの発送は12月14日より
来店採取場所として「SmartAmp Station”駅前検査“」第1号店を、東京駅八重洲南口徒歩4分に開設。出張など、やむをえず移動しなければならない人でもアクセスしやすい“駅前検査”であるという。
携帯やパソコンからのWEB申し込みにより、待ち時間もなく、来店後は30秒の唾液採取のみで終了するため、一日に多くの人からの検体採取が可能とのことだ。
唾液採取に必要な時間はわずか30秒、誰でも簡単に採取できる新しい手法を採用したという。これまでの唾液採取方法とは違って、手間がかからず、精度低下の懸念もないという。小さな子どもや高齢者も安心して簡単に検査が可能としている。
また、これまでのPCR検査では約2時間(一定の精度を保つために必要な案件で実施した場合にかかる最短時間)かかっていたウイルスの検出時間をSmartAmp法の使用により約40分に短縮。
検査にかかる時間の短縮により、クラスター感染を防ぎやすくなり、検査結果が当日判明するため、読売巨人軍や日本柔道連盟、日本サッカー協会などのスポーツ団体をはじめ、法人・団体様等のスクリーニング検査に広く利用されているという。