アートグループホールディングス(以下、アートHD)と、ヤマトホールディングス(以下、YHD)は、両社グループが保有する経営資源やノウハウ、サービスを活用し、引越市場の顧客に対する更なる利便性向上に向けた協業の検討を開始することで合意したと発表した。

アートHD傘下のアートは、引越し業界のリーディングカンパニーとして、引越を運送業ではなく「サービス業」と捉え、常に利用者の「あったらいいな」を形にする様々なサービスを展開。

YHD傘下のヤマトホームコンビニエンス(以下、YHC)は、利用者の「手軽で安心な生活空間の移動」を実現するシンプルで手間いらずの単身者向け引越サービス「わたしの引越」を提供している。

この度YHCは、高いブランド力、技術力で引越業界をリードするアートの協力を得ながら、既存サービス価値の向上および新たなサービスの提供について検討を進めていくという。

また、両社グループが保有する経営資源やノウハウを相互に活用することで、それぞれの利用者に更なる利便性を提供できる可能性が高いとの共通認識から、協業の検討を開始することで合意したとのことだ。

アートHDとYHDが今回検討を開始する協業の主な内容は、以下の通り。

  • 引越市場等の運送業務における協力
    • 引越市場等の運送業務において協力し、両社グループそれぞれの顧客の一層の利便性向上を検討。
  • 経営資源の活用による効率化 
    • 両社グループの経営資源やノウハウを活用し、輸送等の業務効率化を検討。

なお、上記の協業にとどまらず、今後、両社グループが有する経営資源を積極的に活用し、新たな事業の共創を目指していくとしている。