広島県はデジタルテクノロジーを活用した実証実験の場「ひろしまサンドボックス」の一環として、AI人材開発プラットフォーム「ひろしまQuest」の取組を進めてきた。

今回、SIGNATEのプラットフォームを活用したデータ分析コンペティションの「第一弾」として、データスタジアムと連携し、プロ野球公式戦の実データを用いた「ひろしまQuestプロ野球配球予測AI開発コンペティション」を開催した。精度の高い配球予測AIやデータからカープを日本一に導くための面白いアイデアなど、総投稿10,479件という中から、AIモデルの入賞投稿を決定したという。

今回、上位に入賞したAIモデルとアイデアをもとに、「vs AI~プロ野球配球予測対決~」と題し、AIと元プロ野球選手の里崎智也氏との配球予測対決を元カープの前田智徳氏が解説するWEB番組をライブ配信を予定。

【日時】 10月23日(金)18:30-20:00(予定)
【場所】 YouTube「勝ちグセ。Carp チャンネル」にてライブ配信
【内容】 里崎 智也氏とAIの配球予測対決(解説:前田 智徳氏)
     データ分析コンペの優秀者の表彰、今回のAIを教材化したe-ラーニングの紹介

ひろしまQuestは、ひろしまサンドボックスのコンセプト”オープンな場で試行錯誤”というコンセプトのもと、場所や時間にとらわれないオンラインとオフラインを組み合わせ、ナレッジを共有して、探求(Quest)するAI人材開発プラットフォーム。

2020年から本格始動し、「プレQuest(2019年)」で実施した人材育成プログラムに加え、広島県内の様々な産業・地域の実課題の解決を目的とした、チャレンジプログラムを順次実施していく予定とのことだ。