学研ホールディングスのグループ会社、学研プラスは、NPO 法人 NELISと、SDGs にコミットとした共創・共育コミュニティでの活動を通して、変化への柔軟性と事業構想力をもった学生を輩出する新たな人材育成・採用支援サービスの提供にむけて、事業化の検討を開始した。
学研プラスは、探究型サービスを通して持続的な学びを創出し、また、幼児からシニアまで幅広い層に対して、多種多様な教育サービスを提供している。
SDGsの取組としては、高等学校への SDGs 教育カリキュラムの提供といった SDGs 教育を実施。
NELIS は、SDGsの中でも人類の生存ボトルネックとなりうる領域(食糧・水・資源・エネルギーと気候変動)に関する学びと、新たなソリューションの発掘を目標に活動するイノベーション・プラットフォーム(4Revs)を運営する NPO 法人。
世界各地から集まる最新の社会課題・ケースをもとに、協賛企業各社の社員と若手社会イノベーターの協働・共創プログラムを年間を通して提供している。
今回の協業により、NELIS のもつ世界 65か国におよぶグローバルネットワークと 4Revs のコンテンツとをベースに、学研プラスがもつ教育サービス運用のノウハウをもとに、学生向けの新たなカリキュラム・コンテンツを開発するという。
学研プラスとNELIS は、同サービスを通して、学生×企業×世界の若手社会イノベーターによる「共創・共育の場」と「イントラプレナー教育」をオンラインで提供し、企業の構造改革・事業構想力の向上に貢献できる学生の育成を目指すとともに、新たな採用モデルを構築していく方針を示している。
事業化検討の第1弾として、10月29~30日に開催される 4Revs のワールド・ハッカソン(本年度はオンライン開催)にて、Z世代である大学生たちと参加企業の関係者による「イノベーション・セッション」を実施予定とのこと。
このイノベーション・セッションを原点として、企業と学生が互いの価値を高めることができるよう、共創・共育コミュニティを成長させていくとしている。