アパホテルは、新型コロナウイルス感染拡大を防止し、安心・安全な滞在を提供するため、接触感染、飛沫感染対策を強化した衛生基準を策定し、清掃の強化や最先端のITの導入など多方面から実践することを発表した。

実施にあたり、社内に衛生検査組織を発足し、ホテル毎に特別衛生検査官を配置することで、より実践的な衛生維持管理を行うという。

同社は、新型コロナウイルス感染拡大以降、「自治体による一棟借り上げ方式で8ホテルにおいて無症状者・軽症者の受け入れ」を行っているほか、テレワーク利用を想定した「テレワーク応援 日帰りプラン」「テレワーク応援5日連続プラン」をホテル業界に先駆けて販売を開始している。

衛生基準の強化として、従業員出勤時のうがい・手洗いなど基本的な対策の徹底や共用部、客室内ともに複数の人が手を触れる場所の頻度を上げた除菌のほか、自動チェックイン・自動チェックアウトの仕組みを取り入れるなどを実施するとのことだ。