みずほリースは、同社100%子会社のエムエル・パワーと、大阪ガス、JFEエンジニアリング、九州製鋼が共同出資する武雄蓄電所合同会社が、佐賀県武雄市で系統用蓄電所「武雄蓄電所」の商業運転を開始したと発表した。武雄蓄電所は定格出力2MW、定格容量8MWhの蓄電設備である。

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武雄蓄電所の開発は、九州製鋼が地権者との調整を行い、JFEエンジニアリングがオーナーズエンジニアリングを担当して進めたという。今後は、大阪ガスが蓄電池の運用と電力市場取引を担い、エムエル・パワーが事業運営を担当する。

4社は、系統用蓄電池事業の拡大を通じて再エネ導入の加速と電力系統の安定化を図り、脱炭素社会の実現に取り組むとしている。

事業概要