鹿島アントラーズは、指定管理者を務める茨城県のメルカリスタジアムにおいて、電気自動車(EV)用の普通充電器を新たに24口設置し、11月19日よりサービス提供を開始することを発表した。

茨城県「メルカリスタジアム」にEV用の普通充電器を設置

今回設置する充電器には、メルカリスタジアムの運営で使用している地産地消の再生可能エネルギー(グリーンエネルギー)を供給。

これにより、走行時だけでなく充電時にもCO2を排出しない「ゼロエミッション・チャージ」を実現し、さらに再生可能エネルギーの地産地消を通じて、「創る・使う・循環させる」エネルギーモデルの地域での活用を促進していくという。

スタジアムを地域のエネルギーハブとして位置づけ、今後は地元で生まれたクリーン電力を地域の人々が日常的に利用できる新たな仕組み構築を目指すとのことだ。

設置イメージ

なお、EV充電器は、鹿島アントラーズの試合やイベント開催による駐車場利用の制限がない場合に、ご利用可能。

鹿島アントラーズは、充電インフラ導入を機にクリーンなエネルギー利用の機会と社会貢献の取組みを継続し、地域社会の発展に貢献するクラブとしてスポーツを通じた持続可能性(サステナビリティ)活動をさらに強化していくとのことだ。

■EV充電器 設置概要

設置場所:メルカリスタジアム G駐車場(12口)、V駐車場(8口)、D駐車場(4口)
設置口数:24口(6kW出力・普通充電器)
利用料金:1時間あたり300円(税込)
利用可能時間:
・V/G駐車場:8:30~17:00(全日)
・D駐車場:8:30~22:00(平日)、8:30~18:00(土・日・祝日)
利用方法:
スマートフォンでQRコードを読み取り、アプリ不要で利用可能(ゲストモード対応)。各種キャッシュレス決済に対応。
注意事項:
試合・イベント開催時など、駐車場利用が制限される場合や年末年始の休館日・臨時休館日には利用不可。