ProVisionは、横浜市立新井中学校および新井小学校の生徒を対象に、ITを楽しみながら学べる出張授業を実施したと発表した。

同授業は、地域の教育現場でデジタル教育を推進し、次世代を担う子どもたちに未来を切り拓く力を育むことを目的として行われ、プログラミング体験やAR、AI体験を実施したとのことだ。
プログラミング体験では、ビジュアルプログラミングツール「Scratch」を使用し、簡単なゲーム制作に挑戦。完成後のテストプレイでは、プログラムが意図した通りに動くかを確認しながら、自分たちの作品に真剣に向き合う様子が見られたとのことだ。
ARゲーム体験では、顔を認識し、頭の上にキャラクターが乗るARを体験しながら、AR技術について学んだという。また、タブレット端末のカメラで手のひらを認識し、飛んでくるアイテムをキャッチするゲームにも挑戦したとのことだ。
さらにAI体験では、生徒から出されたアイデアをもとに、その場でAIによる画像生成を実施。「学校がもっと好きになるキャラクターを作りたい」という依頼に沿ってテーマや設定を考え、生成された画像が表示されると歓声が上がる場面もあったという。
同社は、デジタル化が進む現代社会において、ITリテラシーやプログラミングスキルが不可欠であるとし、今回の体験をきっかけに、子どもたちが自らの力で未来を切り拓く意欲を持つことを期待しているとしている。
