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ALL CONNECTは、同社が運営する通信メディア「オールコネクトマガジン」において、全国のiPhone 17シリーズ購入者を対象にした「iPhone 17シリーズ購入に関するアンケート」を実施し、その結果を公表した。
■iPhone 17 シリーズ購入者の約9割は既存のiPhoneユーザー
iPhone 17シリーズ購入前に使用していたスマートフォンについて聞いたところ、約9割の購入者が「iPhone」を使用していた。一方で「Androidスマートフォン」からの乗り換えは1割弱にとどまった。
多くの購入者はもともとiPhoneユーザーであり、AndroidからiPhone 17シリーズへの乗り換えは限定的であることがわかった。

■スタンダードモデル「iPhone 17」が圧倒的な支持を獲得
購入したiPhone 17シリーズについては、66%が「iPhone 17(無印)」を選択しており、圧倒的な人気を示した。次いで「iPhone 17 Pro」が24%、「iPhone Air」が6%、「iPhone 17 Pro Max」は4%となった。
上位モデルよりも価格と性能のバランスに優れるスタンダードモデルが最も選ばれる傾向が明確であり、話題の薄型モデル「Air」は注目度こそ高いものの、購入者数としては限定的であることが示された。

■購入先はキャリアが主流、Apple公式も健闘
iPhone 17シリーズの購入先については、「携帯キャリアでの購入」が約半数を占め最多。次いで「Apple公式(直販)」が3割強、「家電量販店(店頭販売)」が約1割という結果に。
依然としてキャリア経由の購入が主流である一方、Apple公式から直接購入するユーザーも3割以上存在していることがわかった。

■購入先はドコモが6割弱を占め、他キャリアを大きく上回る
キャリアで購入した人(全体の51%)を対象に購入先の通信キャリア別の内訳を見ると、「docomo」経由が最も多く、キャリア経由購入者の過半数を占めた。
次いで「au(KDDI)」が2割、「SoftBank」が約2割弱、「楽天モバイル」が1割未満となり、ドコモでの購入が突出して多い結果となった。

■購入理由は「買い替え時期」が最多、新機能より日常使いが重視
iPhone 17シリーズを購入した理由として最も多かったのは「旧機種の買い替えタイミングだった」、次いで「バッテリー性能の向上」、「新しいカメラ機能に魅力を感じた」が続いた。
多くのユーザーにとって、従来機種の使用限界や買い替え時期が購入動機となっている一方、新機能への期待やデザインの刷新も一定の動機となっていることがうかがえる。

■iPhone 17シリーズの改善点は価格と重さ、体験面への要望が中心
iPhone 17シリーズに対して、購入後に感じた改善点や気になるポイントを聞いたところ、「価格が高い」が最多だった。続いて、「本体が重い・サイズが大きい」、「バッテリーの持続時間が短い」といった声も多く、物理的・体感的な部分への不満が目立った。
一方、同じくバッテリーについては「朝から使っても夜まで余裕ある感じ」や「充電のバッテリー持ちが前のシリーズと比べて格段に上がった」といったポジティブな声も多く、使用環境や前機種との比較によって評価が分かれている様子もうかがえる。
カメラに関しては「暗所でも非常にキレイに撮れる」「ズームしても画質が落ちない」といった好意的な意見が多く、価格やサイズへの厳しい評価とは対照的に、性能向上を高く評価するユーザーも一定数存在した。
全体として、スペックの高さよりも「日常の使いやすさ」や「快適な体験」を重視する声が増えており、ユーザーのニーズが機能面から体験面へとシフトしていることが読み取れる。

■iPhone 17シリーズの満足度は6割以上が「満足」
iPhone 17シリーズの総合満足度(5段階評価)では、「非常に満足」と回答した人が約3割、「やや満足」が3割台半ばで、合わせて6割以上のユーザーが満足していることがわかった。
一方で「やや不満」は1割弱、「非常に不満」はわずか数%にとどまった。「どちらとも言えない(満足とも不満とも言えない)」は4人に1人程度で、新モデルに対し中立的な評価をする層も一定数見られた。総じて、iPhone 17シリーズは高い満足度を得ていることが明らかになった。

【調査概要】
調査名称:iPhone 17シリーズ購入について
調査期間:2025年10月22日~10月31日
調査方法:クラウドワークスによるインターネット調査
調査対象:全国のiPhone 17シリーズ購入者340人
調査主体:ALL CONNECT
<参考>ALL CONNECT『iPhone 17シリーズ購入に関するアンケート』
