千葉大学環境ISO学生委員会は、西千葉キャンパスにおいて「いつでも誰でもシェア傘」プロジェクトを開始したと発表した。

同取り組みは、学内に長期間放置され、持ち主不明となっていた傘を回収・再利用し、学生や教職員が自由に利用できる形で貸し出す傘のシェアリング企画。

学生が主体となって企画・運営を行い、資源循環や廃棄物削減を通じて、持続可能な社会の実現に向けた意識醸成を目指す取り組みだという。

使用される傘は、学内で保管されていた持ち主不明の傘を集めて再利用したもの。学生たちが傘の柄にテープを巻き、ロゴステッカーを貼るなどしてリメイクし、千葉大学環境ISO学生委員会オリジナルの「シェア傘」として再生したとのことだ。

オリジナルデザインの傘

利用方法は、設置された傘立てに掲示された二次元コードからアクセスし、借りたい傘の番号と連絡先を入力するだけで、無料で利用できるという。返却期間は借用日から10日以内としている。

まずは、試行期間として以下の期間中に実施されるとのことだ。

設置期間:2025年11月10日〜2026年1月9日
設置場所:千葉大学西千葉キャンパス 総合校舎1階G4とG5の間の掲示板前

傘立ての様子