ユニ・チャームプロダクツは、サントリーグループと共同で、関東・四国間の鉄道コンテナによる長距離往復輸送を、11月より本格稼働すると発表した。

同取り組みでは、これまでそれぞれトラックで片道運行されていた輸送を鉄道コンテナ輸送へ切り替え、往路(四国から関東)は、ユニ・チャームグループの衛生用品を、復路(関東から四国)は、サントリーの酒類・清涼飲料製品を輸送するという。

これにより、年間で約200台分のトラック運行を削減し、二酸化炭素(CO₂)の排出量を約180トン削減できる見込みだとしている。
物流業界では、ドライバー不足や輸送費の上昇、二酸化炭素排出量の削減など、多くの社会課題が顕在化している。ユニ・チャームプロダクツは、企業間連携による輸送効率の向上と環境負荷低減を通じて、持続可能な物流体系の構築を推進するとのことだ。
さらに今後も、SDGsの達成に貢献しつつ、環境問題と社会課題の解決の両立を目指していくとしている。
