アイリスオーヤマは、アイリスグループの「アイリスシンヨー滋賀工場」として稼働していた土地および建物を「アイリス甲賀物流センター」として再建し、竣工したと発表した。

「アイリスシンヨー滋賀工場」は、同社が2007年にシンヨー化成をグループ化した際に取得した工場で、建材用平板・波板を中心に製造する拠点として稼働してきた。今後は、同グループのアイリスプロダクトに製造および業務を統合し、アイリスオーヤマの物流拠点として機能するとのことだ。
同センターは、国道1号線に面しており、車で甲賀土山インターチェンジまで約10分、甲南インターチェンジまで約20分と、主要道へのアクセスに優れているという。
既存の三田工場や米原工場、2026年竣工予定の舞鶴工場などに加え、同センターを新たに設置することで、近畿・中部地方を中心とした物流網の強化を行い、商品や有事の救援物資などの安定供給に寄与するとしている。
同社は今後も、製造・物流拠点の強化を行うことで、多様なニーズに対応する供給体制を構築し、快適な生活の実現に貢献していくとのことだ。
■「アイリス甲賀物流センター」概要
所在地:滋賀県甲賀市土山町大野3022
総投資額:約40億円
稼働日:2025年10月30日より順次
敷地面積:13,189平方メートル
延床面積:25,562平方メートル(鉄骨4階建て)
従業員数:約30人(本格稼働時の正社員・パート社員での予定人数)
