フォーステックは、東日本旅客鉄道(以下、JR東日本)と連携し、長野県・JR松本駅構内に環境配慮型IoTスマートゴミ箱「SmaGO(スマゴ)」を5か所・計10台設置したことを発表した。

JR松本駅に設置されたスマートゴミ箱「SmaGO」

同取り組みは、観光庁「オーバーツーリズムの未然防止・抑制による持続可能な観光推進事業」に採択され実施に至り、観光客の増加に伴うゴミの増加と、清掃業務の人手不足という鉄道駅が抱える課題に対し、ゴミを自動で圧縮し回収を効率化するテクノロジーで解決を目指すとしている。

今回設置された「SmaGO」のデザインは、正面と側面にJR東日本のコーポレートカラーである「緑×白」を採用し、また背面には特急あずさや松本城、上高地など、松本を象徴する風景写真があしらわれている。

駅を訪れる人々が「信州らしさ」を感じることができるビジュアルを通じて、ゴミ箱から「地域と鉄道が連携したサステナブルなまちづくり」を発信するという。

正面・側面・背面デザインイメージ

なお、フォーステックは今後、今回の設置で得られたデータをもとに効果を検証し、全国の交通結節点への展開を進めることで、快適で持続可能な社会の実現に貢献していくとのことだ。