GA technologiesが運営するAI不動産投資「RENOSY(リノシー)」は、20代〜50代の男女9,029人を対象に、「47都道府県別の投資意識と実態調査2025」を実施し、その結果を公表した。

47都道府県別の投資意識と実態調査2025

■投資を「現在行っている」割合、2年連続で東京都がトップ 富山県は3位に躍進

投資を「現在やっている」と回答した割合を47都道府県別にランキング化した結果1位は東京都(51.9%)、2位は愛知県(51.0%)と、いずれも前年に続いて上位を維持した。富山県(45.4%)は前年から順位を2つ上げ、3位にランクインした。

一方、最下位は青森県(27.2%)だった。同県は、2024年の結果で46位だったことや「資産はない」と回答した割合が22.3%と全国最多であり、資産形成に対する消極的な傾向が見られた。

投資を「現在行っている」都道府県ランキング2025

■「2024年よりも投資している」1位は奈良県。投資額増加の理由は「投資・資産運用への意欲の高まり」

2025年1月〜8月に投資を行った人を対象に、前年と比べた投資額の変化を調査したところ、「2024年よりも多く投資をした」と回答した割合が最も高かったのは奈良県(38.8%)だった。2位は福井県(36.7%)、3位は山形県(34.0%)と続いた。

投資額が増加した理由としては「投資・資産運用への意欲の高まり」が47.9%で最多だった。

2024年よりも投資している都道府県ランキング2025

■「1年前と比べ、物価高を感じる」1位は山梨県。最も「食料品」の値上がりを感じているのは沖縄県

日々の生活の中で「1年前と比べ、物価高を感じる」と回答した割合は、山梨県(87.8%)が最多。2位は奈良県(87.0%)、3位は富山県(84.9%)だった。全国平均も79.6%と高く、特定の地域だけでなく全国的に物価高を感じていることがわかった。

1年前と比べ、物価高を感じる都道府県ランキング2025

また、「1年前と比べ、物価が上がった」と回答した人に、特に上がったと感じる品目(※)を聞いたところ、「食料品」との回答が全国平均70.5%に達した。また、都道府県別では沖縄県(83.7%)が1位、2位は和歌山県(77.4%)、3位は大分県(76.9%)だった。

1年前と比べ、「食料品」の物価高を感じる都道府県ランキング2025

■今後注力したいこと「節約・家計の見直し」は山梨県・徳島県で同率1位

今後の生活で注力したいことについては、「節約・家計の見直し」が山梨県・徳島県で同率1位(18.3%)、3位は福島県(18.2%)だった。

一方、「投資や貯蓄による資産形成」では石川県(16.1%)、富山県(15.6%)、静岡県(15.1%)が上位に。また、「所得・収入の増加」では島根県(15.7%)、福井県(15.3%)、佐賀県(14.9%)が目立った。

今後の生活で注力したいこと

【調査概要】
調査期間:2025年8⽉22⽇〜2025年8⽉29⽇
調査パネル:GA technologies調べ、ジャストシステム Fastaskを利⽤
対象:20代〜50代の男⼥(学生を除く)
回答者数:9,029⼈
調査⽅法:インターネット調査
※回答率(%)は⼩数点第2位を四捨五⼊し、⼩数点第1位までを表⽰しているため、合計数値は必ずしも100%とはならない場合がある
※同プレスリリースに記載されている会社名および製品・サービス名は、各社が商標権を有している場合がある

<参考>RENOSY調べ「47都道府県別の投資意識と実態調査2025

(※)調査品目:食料品、公共料金、衣類、住居、日用品、交通・通信費、教育費、医療費、エネルギー、諸雑費