TENTIALは、夏休みシーズンにおいて“夏の疲れ”に関する意識調査を実施し、その結果を公表した。

■夏の足疲れ、実は“感じている人”が約7割

調査の結果、夏は気温や活動量の増加により、69.7%の人が足の疲れを実感していることがわかった。

夏と他の季節を比べて、足の疲れを感じる頻度はどう感じるか

また、夏に感じやすい身体の不調として「足元の疲れ」は27.6%で、肩(20.9%)や頭・腰(各20.1%)を上回り、全身のだるさ(65.7%)に次ぐ2番目に多い症状となった。

夏に感じやすい身体の不調はどこか

■疲れを感じるシーンは「立ち仕事」や「通勤」など日常に潜んでいる

「足をよく使っている」と感じるシーンを聞いたところ、「立ち仕事」が42.9%(115件)、「通勤」が32.8%(88件)、「レジャー・アウトドア」が29.9%(80件)となっており、通勤・仕事・家事など日常の中で足が酷使されていることがわかった。

日常生活の中で、足をよく使っていると感じるのはどんなときか

■サンダルの着用者は多いが、機能に満足していない人も多数

夏にサンダルを履く頻度については、「ほぼ毎日、もしくは週に数回以上履く人」が57.5%と半数以上が夏場にサンダルを着用すると回答。

夏にサンダルを履く頻度

一方、夏場の靴としてよく選ばれるサンダルに対し、「足が疲れやすい」が97件、「クッション性がない」が94件、「滑る」が92件、「痛くなる」が90件と足元疲労の原因となる不満や悩みを多く抱えていることがわかった。

サンダルを履く際の不満・悩みはあるか

■足の疲れに対して、「ケアしたい」気持ちは8割以上ではあるが、実行している人は2割未満

「足元ケアの重要性が増していると感じるか」という問いには、82.5%が「感じる」と回答。

一方、「足の疲れやむくみを感じたとき、どんなケアをしているか」という質問に、「サンダルなど履き物を変える」と回答した人は17.5%(47件)と、“意識はあるが行動には移せていない”というギャップが明らかに。手軽な足の疲れに対するケアを必要としている人が多いことがわかった。

足の疲れやむくみを感じたとき、どんなケアをしているか

■サンダルに求めるのは「おしゃれ」より「機能性」

サンダルを選ぶ際の重視ポイントでは、「快適さ」が65.3%(175件)、「疲れにくさ」が63.8%(171件)、「デザイン性」が49.6%(133件)と、「履き心地・疲れにくさがデザインより重視されている」傾向が明らかに。

サンダルを選ぶ際の重視ポイント

さらに「クッション性」が66.4%(178件)、「アーチサポート」が54.1%(145件)、「リカバリー機能」が53.4%(143件)といった”足を労わる機能”に対する期待も高くなっていることから、リカバリーサンダルへの需要の高さがうかがえる。

サンダルを履くとき、どのような機能があると嬉しいか

【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査期間:2025年7月
調査対象:TENTIALCLUB会員(n数=267)
実施機関: TENTIAL

<参考>TENTIAL『“夏の疲れ”に関する意識調査