WASSHAは、事業拡大に向けて商工中金から総額3億円の借入を実施したと発表した。融資資金は、アフリカ未電化地域でのソーラーLEDランタン供給拡充や地域経済活性化に活用するとしている。

同社は2013年の創業以来、タンザニア、ウガンダ、モザンビーク、コンゴ民主共和国、ナイジェリアの5カ国で、現地小売店(キオスク)を活用したソーラーLEDランタンのレンタルサービス「Energy as a Service(EaaS)」を展開している。約6,600店舗のネットワークを通じ、灯油ランプと同等の価格で安全かつ経済的な電力を提供しており、家庭での学習環境改善や夜間の商業活動促進、女性の経済活動支援など、多面的な社会的効果を生んでいるという。

LEDランタンの利用シーン

WASSHAは今回の資金を、新サービスの開発や既存事業の拡大、人材確保と育成に投資し、持続可能でスケーラブルなビジネスモデルの確立を目指す方針である。