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RECCOOが運営するZ世代に特化したクイックリサーチサービス「サークルアップ」は、最新のZ世代調査として「大学生の夜遊び」に関する調査を実施し、結果を公表した。
■大学生のうち”夜遊びライト層”が72%
最初に、深夜外出の頻度を尋ねたところ、「月1回程度」31%、「週1回未満」41%で合計72%を占めた。週3回以上外出するヘビー層はわずか5%にとどまる結果に。

■定番はカラオケ、宅飲み。“自宅系低コスト”が第二勢力
「よく利用する夜遊び」を複数回答で聞くと、カラオケが70%で不動の首位、次いで宅飲み・宅ゲーが38%となり、居酒屋・バー(26%)を大きく上回った。
低コスト・長時間滞在という2条件を満たすカラオケと宅飲みが大学生の二大巨頭であることがわかる結果に。

■選択理由は「安さ」「時間自由度」「対話価値」
夜遊びを選ぶ理由のトップ3は、費用が安い(52%)、時間を気にせず楽しめる(50%)、友達と深く話せる(47%)となった。
経済性に加え、終電を気にしない自由度とコミュニケーション価値が意思決定の軸になっており、この結果に同社は、朝まで気兼ねなく利用できる店として若者は価値を感じているようだと考察している。

■現役大学生のうち、”夜遊び”にかける予算は4000円以下が86%
1回あたりの平均支出は4,000円以下が86%(〜2,000円:41%、2,001〜4,000円:45%)。4,001〜6,000円の層は12%、6,001円超はわずか2%でという結果に。

■大学生にとって抵抗感の高い夜遊びはクラブ・麻雀・シーシャ
抵抗を感じる夜遊びは、クラブ48%、麻雀45%、シーシャ35%が上位に。

■次世代トレンドは「パブゲーム&夜カフェ」
最後に、今後、大学生の間で流行ると思う「夜遊び」を聞いたところ、「パブゲーム(26%)」と「夜カフェ(25%)」がツートップに浮上。続いて「夜景ドライブ(22%)」、「宅飲み/宅ゲー(18%)」が加わる結果に。
これらの夜遊びは学生の求める「低価格・映え・交流・安心」が含まれていることが注目の要因だと同社は考察している。

【調査概要】
調査日:2025年6月22日
調査機関(調査主体):サークルアップ運営(RECCOO)
調査対象:現役大学生
有効回答数(サンプル数):300人
調査方法:サークルアップのアンケートオファー
<参考>
RECCOO『「大学生の夜遊び」に関する調査』