スカイファームは、KDDIが本社を構えるTAKANAWA GATEWAY CITY内の「THE LINKPILLAR 1 NORTH」にて、KDDI社員専用のロボットデリバリーサービスが開始されたことに伴い、同サービスの注文・決済システムとして、同社が提供する施設特化型モバイルオーダーシステム「NEW PORT」が採用されたと発表した。

TAKANAWA GATEWAY CITYのKDDI本社で社員向けロボットデリバリー開始

このサービスは、同ビル6階に位置する「ローソン高輪ゲートウェイシティ店」で取り扱う商品を対象に、モバイルオーダーから決済、さらに配送ロボットによる社内各所への自動配送までを一括で提供するもの。

利用者は、街のポータルアプリ「TAKANAWA GATEWAY CITYアプリ」を通じて注文を行い、配送ロボットがセキュリティゲートやエレベーターと連携して目的地まで商品を届ける。受け取りは、PINコードによるロッカー解錠方式で非対面で完結する仕組みとなっているという。

ロボットデリバリー詳細

対象となる「ローソン高輪ゲートウェイシティ店」は、AIサイネージや陳列ロボなどを導入した未来型店舗「Real×Tech LAWSON」として、6月23日にグランドオープンしていた。

同サービスに活用されている「NEW PORT」は、施設向けに開発されたモバイルオーダーシステムで、TAKANAWA GATEWAY CITYアプリにも実装済みだという。会員情報に基づいた専用注文ページやロボット配送管理システムとの連携により、効率的な配達と館内の顧客体験の向上を目指すとしている。