Uber Japanは、タクシー配車サービス「Uber Taxi」を埼玉県で新たに開始した。これにより、同サービスの提供エリアは全国30都道府県へと拡大した。

Uber Taxi、埼玉県で初めてサービス開始

埼玉県内での正式提供は今回が初めてで、対象エリアはさいたま市、川口市、川越市、所沢市をはじめとする計31市町にのぼる。また、春日部市や越生町など6地域については8月中の提供開始を予定しているという。

また、千葉県でもサービスエリアを大幅に拡大し、従来の成田市・浦安市に加え、千葉市、船橋市、松戸市、柏市など13市で利用可能となった。木更津市および袖ヶ浦市では8月から開始する見込みとのことだ。

<埼玉県:サービス開始エリア>
上尾市、朝霞市、飯能市、桶川市、春日部市(※)、川口市、川越市、久喜市(※)、越谷市、さいたま市、幸手市(※)、狭山市、志木市、白岡市、草加市、所沢市、戸田市、新座市、蓮田市、富士見市、三郷市、八潮市、吉川市、和光市、蕨市、ふじみ野市、越生町(※)、杉戸町(※)、松伏町(※)、宮代町、三芳町
(※印:8月に開始予定)

<千葉県:サービス拡大エリア>
千葉市、市川市、船橋市、木更津市(※)、松戸市、野田市、習志野市、柏市、市原市、流山市、八千代市、鎌ヶ谷市、袖ヶ浦市(※)
(※印:8月に開始予定)

同社によれば、埼玉・千葉両県では少子高齢化や運転手不足により公共交通機関の縮小が進んでおり、訪日外国人や高齢者の移動手段として柔軟なタクシーサービスの需要が高まっているとのことだ。Uber Japanは今後も地域のタクシー事業者との連携を強化し、移動利便性の向上に取り組むとしている。

Uber Taxiは、スマートフォンアプリを通じて配車リクエストができるタクシーサービスで、自動決済機能、ドライバーとのチャット、50言語以上に対応する多言語翻訳、相互評価機能などが搭載されている。月額498円または年額3,998円で加入可能なサブスクリプション「Uber One」では、優先マッチングや乗車料金の10%分のクレジット付与などの特典も提供される。