三菱地所は、東京・有楽町駅前で解体工事中の「有楽町ビル」「新有楽町ビル」跡地において、日本カルチャーの発信拠点「YURAKUCHO PARK」を2026年度後半に開設すると発表した。

「YURAKUCHO PARK」が2026年度開設へ

同拠点では、約1ヘクタールのスケール感のある敷地に、日本カルチャーを世界に発信する拠点として、“見る”だけではない“感じる”カルチャー、ここでしか体験できない空間の提供を目指すという。

また、NOT A HOTELによる新プロジェクト「JAPA VALLEY TOKYO」も同敷地内で展開予定。同プロジェクトは、ファレル・ウィリアム氏と NIGO®氏が手がけるアート・商業・ホスピタリティ複合空間で、2027年のオープンを予定しているとのことだ。

両氏が長年開発してきた日本酒を中心に、日本の食やファッション文化を融合させ、世界的アーティストKAWS氏とのコラボレーションを実現するなど、新しい観光拠点をつくることを目指すとしている。

同社は、有楽町駅前において建物を解体した後の、次のまちづくりへとつながる準備期間に「まちの進化を体験できる空間」として来街者に楽しんでもらいながら、新たなフェーズへと進化させていくとしている。

YURAKUCHO PARK

 ■「YURAKUCHO PARK」計画概要

事業者:三菱地所
設計者:三菱地所設計
敷地面積:約10,800平方メートル
開業予定時期:2026年度後半(2025年7月時点)