ライフネット生命は、7月25日付で東京証券取引所グロース市場からプライム市場へ上場市場区分を変更したと発表した。

上場セレモニーの様子

同社は2012年3月にマザーズ市場(現グロース市場)へ上場して以降、オンライン生保の先駆けとして着実な成長を遂げてきたとしている。現在、個人保険の保有契約件数は約65万件に達しており、団体信用生命保険事業も開始から3年で収益面での貢献を強めているという。

今回の市場区分変更は、6月に発足した新経営体制のもと、中期経営計画に掲げる目標の実現と、企業価値向上を加速させることを狙いとしている。今後は、マーケティング力やデジタル技術を生かしたUI/UX開発などの強みを活かし、保険サービスの利便性や顧客体験の向上に取り組むとのことだ。