インディードリクルートパートナーズのリサーチセンターは、学生調査モニターの大学生・大学院生を対象に「就職プロセス調査」を実施し、結果を公表した。
■調査結果
2026年卒学生の6月1日時点での「就職活動全体にかかった平均金額」は、8万2,277円という結果に。前年に比べ約2,000円減少しているが、「交通費」「宿泊費」の項目を見ると平均金額は増加している。
地域別に「就職活動全体にかかった平均金額」について見ると、最も高い「北海道・東北」では前年よりも約4万4,000円増加した一方、最も低い「関東」では約1万7,000円減少しているなど、地域による差が大きい状況に。
6月までに経験した各プロセスの参加形態では、最終面接にて「対面のみ」の割合が前年より増加しており、特に遠方への移動を伴う学生にとって、近年の物価高の影響も相まって就職活動における費用負担が大きくなっていることも考えられる。

【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査対象:2026年卒業予定の大学生および大学院生に対して、『リクナビ2026』にて調査モニターを募集し、モニターに登録した学生5,500人(内訳:大学生4,434人/大学院生1,066人)
有効回答数:集計対象|大学生 820人/大学院生 302人
調査実施期間:2025年6月1日~6月4日
調査機関:インディードリクルートパートナーズ リサーチセンター
<参考>
インディードリクルートパートナーズ・リサーチセンター『就職プロセス調査』