NTT都市開発は、「(仮称)京都駅東南部エリア敷地A事業」が着工したことを発表した。

なお、開業は2026年度冬予定となっている。

南側メインエントランス

同事業は、京都市が推進する「京都駅東南部エリア活性化方針」の一部として、京都駅東南部エリアにおける市有地に、「新たな価値を生み出す創造・発信拠点」となる施設を同社が建設するもの。

1階には、体験型アートセンター「Superblue Kyoto」がオープンし、ニューヨークのメガギャラリー「PACE」のCEOらが設立した国際的な一大アート事業「Superblue」が計画に参画。世界的なアーティストによる大規模な没入型の作品が定期的に入れ替わり展示される予定としている。

2階には、伝統工芸をはじめとした地域事業者の商材や学生・若手アーティストの作品を展示するギャラリーを整備し、作品が持つ潜在的な魅力を発信する機会を創出。

同社は、隣接する「(仮称)京都駅東南部エリア敷地B事業:チームラボ バイオヴォルテックス 京都」(2025年10月開業)とともに、同事業を通じて、京都市が京都駅東南部エリアにおいてめざす文化芸術や若者を基軸とした街づくりの推進に貢献するとのことだ。

■事業概要

所在地:京都市南区東九条東岩本町15番3、17番5(地番)
交通:JR京都駅・徒歩7分
用途:アートセンター
構造・規模:S造・地上2階
延床面積:約1,382平方メートル
事業主:NTT都市開発
設計:プランテック
施工:三煌産業
着工:2025年6月
竣工:2026年6月(予定)
開業時期:2026年度冬(予定)