NPO法人Kids Future Passportは、吉野家、モスバーガー、はなまるうどんの3社と連携し、全国の子どもを対象に計5.4万食を無償で提供する取り組みを開始したと発表した。

この取り組みは、同団体が運営する「こどもごちめし」の仕組みを通じて行われ、夏休み期間中に給食がなくなることで食に不安を抱える子どもたちを支援するもの。対象は中学生までの児童・生徒で、提供は全国の一部対象店舗にて実施するという。
同取り組みは食事チケットの上限に達し次第終了となるとのことだ。また、モスバーガーでは対象メニューが限定されており、はなまるうどんは東京都内の45店舗が対象となるとしている。
「こどもごちめし」は、困窮と向き合う子どもたちにより広く食事を届けるため、ITデジタルを利活用し、地域の飲食店をこども食堂化するサービス。

■利用方法
①こどもごちめしを選択し、店舗を検索
②店舗を選択
③使用できる食事チケットを選択し、お店の従業員に画面を提示
④表示された情報に誤りがないか確認を行う。確定ボタン押下後にバーコードを読み込み、会計が完了

■取り組み概要
提供食数:
合計5.4万食
内訳:
吉野家3.5万食/モスバーガー1万食/はなまるうどん3千食/こどもごちめしクラウドファンディング6.1千食
提供期間:
7月22日〜
対象者:
中学生までの児童・生徒