RECCOOが運営するZ世代に特化したクイックリサーチサービス「サークルアップ」は、最新のZ世代調査として「応援しているチームとそのライバルチームのスポンサーが若者に与える影響」に関する調査を実施し、その結果を公表した。

■42%の学生がスポーツチームの「スポンサー」を日常生活で意識

「応援するチームのスポンサーであること」または「ライバルチームのスポンサーであること」は、日常生活の意思決定にどの程度影響するかを聞いたところ、「とても影響する」が13%、「まあ影響する」が29%という結果になった。

「応援するチームのスポンサーであること」または「ライバルチームのスポンサーであること」は、日常生活の意思決定にどの程度影響するか

■就職活動に対しても影響が出ることが判明。55%がライバルスポンサーを懸念

第一志望群の企業がライバルチームのスポンサーだった場合、応募(就職活動)をためらうかという問いに対し、「少し気になるが応募する」が41%、「応募をためらう」が9%、「絶対に応募しない」が5%と、ライバルチームのスポンサーを意識している人は54%であることがわかった。

第一志望群の企業がライバルチームのスポンサーだった場合、応募をためらうか

■一方で、応援チームのスポンサーというだけでは志望動機として不十分

一方で、応援しているチームのスポンサー企業であれば、他の条件が多少悪くても応募(就職活動)したいと思うか聞いたところ、56%が「思わない」と回答。

コミュニティマーケティングは、「避けたい」という気持ちは強くなるが、必ずしも自分がスポンサー企業に入社して応援するという形には繋がらないことがうかがえる。

応援しているチームのスポンサー企業であれば、他の条件が多少悪くても応募したいと思うか

■31%の学生はライバルスポンサーの商品購入を避けると回答

ライバルチームのスポンサー企業の商品やサービスを、日常生活で購入・利用するのを避けることがあるか聞いたところ、31%が「避ける」と回答した。

ライバルチームのスポンサー企業の商品やサービスを、日常生活で購入・利用することを避けることがあるか

【調査概要】
調査日:2025年6月25日
調査機関(調査主体):サークルアップ運営(RECCOO)
調査対象:応援するスポーツチームがあると回答した3年次以上の学生
有効回答数(サンプル数):198人
調査方法:サークルアップのアンケートオファー

<参考>サークルアップ『「コミュニティマーケティング」関連する意識調査