ローソン、冷凍おにぎりの販売店舗を約9,800店に拡大　物流効率化と食品ロス削減を推進

ローソンは、冷凍おにぎりの販売を7月15日から約9,800店舗に拡大すると発表した。対象は、関東、東海、北陸、近畿、中国、四国エリアの店舗で、全店の約7割にあたるという。

ローソンは2023年に冷凍おにぎりの実験販売を開始し、2025年2月には東京都内約400店舗、5月からは関東の約1,300店舗で展開していた。今回、製造ラインの拡張により増産体制が整ったことから、取り扱い店舗を大幅に拡大するとのことだ。

冷凍おにぎりは、一括製造・作り置きが可能なため、常温のおにぎりに比べて価格を1〜2割抑えることができるという。さらに、賞味期限が約1年と長く、食品ロス削減にも繋がるとしている。

販売する商品は、「焼さけおにぎり」（税込279円）、「鶏五目おにぎり」（税込157円）、「胡麻さけおにぎり」（税込140円）、「わかめごはんおにぎり」（税込140円）の4品。

配送面では、常温のおにぎりが1日2回配送されるのに対し、冷凍おにぎりは1日1回の配送で済むことから、物流効率の改善とCO2排出量削減にも寄与するとしている。