リソースクリエイションは、就職活動中の学生747名を対象に「26卒におけるSNS就活についての実態調査」を実施し、結果を公表した。

26卒におけるSNS就活についての実態調査

1.選考に進む上で最も重要視するのは「会社の雰囲気」

「選考に進む上で、何を最重要視するか?」という質問に対し、過半数が「会社の雰囲気」と回答。従来の採用手法である求人媒体や、HPからは伝わりきらない情報を就活生は求めていることがわかる。

選考に進む上で、何を最重要視するか

2.就活生の86.1%が企業のSNSアカウントは必要だと回答

「企業のSNSアカウントは必要だと思うか?」という質問に対し、86.1%が「必要だ」と回答。

企業のSNSアカウントは必要だと思うか

SNSが必要な理由として下記のような声が上がった。

●SNSが必要な理由
・ナビサイトやホームページだけでは、固い雰囲気を抱いてしまう
・限られた情報の中で企業を選ぶ際に精査するツールは多い方が会社の魅力をより知ることができるから
・求人サイトや新卒サイト以外に気軽に会社について知ることができるツールの1つだから

会社からの情報が多ければ多いほど学生にとっての安心材料となり、より決め手になりやすいことが見て取れる。

3.就活生の85.8%がSNSで社名を検索

就職活動を進めるうえで、8割以上の学生がSNSで「社名を検索した」と回答。内訳は、Instagramが最多の67.3%、次いでTikTokが41.8%、YouTubeが21.2%という結果に。

上位3つは、テキストのみでなく動画や画像でも訴求できるといった共通点があり、学生は視覚的な情報を求めていることがうかがえる。

就職活動を進めるうえで、SNSで社名を検索したか

4.約9割が企業アカウントをみて入社意欲が増したと回答

「企業アカウントをみて入社意欲が増した」と回答した学生は約9割にのぼり、給与面以外での差別化が難しい現状において、企業の雰囲気がわかるSNSは就活生にとって重要な判断材料となっていることがわかった。

就職活動中、企業アカウントをみて入社意欲はどのように変化したか

5.半数以上がSNSをきっかけに企業の選考を受けたことがあると回答

「SNSがきっかけで企業の選考を受けたことがあるか?」という質問に対し、半数以上が「ある」と回答。

SNSが就活生にとって単なる情報収集ツールではなく、実際の行動を後押しするきっかけとなっていることがわかる結果となった。

SNSがきっかけで企業の選考を受けたことがあるか?

<参考>
リソースクリエイション『26卒におけるSNS就活についての実態調査