PayPay証券とPayPay銀行は、PayPay証券アプリ上で株式や投資信託の売却代金を手続き不要でPayPay銀行の普通預金口座へ自動出金できるようになったと発表した。

PayPay証券からPayPay銀行への自動出金が可能に

両社はこれまでも、銀行口座から証券口座への送金不要で投資が可能な「自動入金」機能や、PayPay証券での取引時にPayPay銀行の残高を確認できる機能を提供してきた。今回の機能追加により、ユーザーは証券アプリ上で売却代金を即時に銀行口座で受け取ることが可能となり、利便性がさらに向上したという。出金手数料は無料で、利用には両口座の連携同意が必要となる。

あわせて、PayPayが提供するミニアプリ「PayPay資産運用」においても、今後さらなる機能連携の強化が検討されているという。

また、PayPay銀行では、円普通預金への入金額に応じて最大年0.4%(税引後 年0.31%)の金利が適用される「ステップアップ円預金」プログラムを展開しており、今回の自動出金機能により、PayPay証券での売却代金も同プログラムの対象になるとしている。