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レバレジーズが運営する「NALYSYS」は、「【2025年版】働き方の満足度・転職意向に関する調査」を実施し、結果を公表した。
1.現在の職場環境に満足している社員のうち、約4割が転職に興味あり
職場に満足している社員(以下、満足層)は、職場に不満を感じている社員(以下、不満足層)と比較して、「転職は自分には関係ない」と考える割合が高い傾向に。
しかし、満足層においても約4割の人が転職を「無関係」とは捉えておらず、現状に満足しながらもキャリアの選択肢を意識している層が一定数存在することがわかった。

2.満足層では「ロールモデル不在」が転職理由として高い傾向
満足層・不満足層ともに、過去に転職を考えた最大の理由は「年収が低いこと」となった。一方で、「適切に評価されていない」といった報酬や評価に対する不満は、不満足層においてより強く表れる傾向に。
対照的に、「尊敬できるロールモデルがいない」と回答した割合は満足層の方が高く、職場環境やキャリアに対する価値観に違いがあることがうかがえる。

3.職場満足の理由は「やりがい」、不満は「待遇・安定」への意識に
満足層は、「仕事内容への納得」「適切な評価」「仕事のやりがい」といった項目において、不満足層よりも満足度が大きく上回る結果に。
一方で、不満足層では「残業時間」「福利厚生」「勤め先の安定性」などに対する評価が、満足層よりも高く、仕事に対する考え方や重視するポイントに違いが見られる。

希望する働き方については、不満足層では「年収の高さ」を重視する傾向が顕著に。一方で、満足層は「ワークライフバランスの良さ」や「仕事内容への納得」「仕事のやりがい」など、どのように働くかという点も重視する傾向が見られる結果となった。

【調査概要】
調査対象 :マクロミルモニタ 22~49歳の男女
調査地域 :全国
調査方法 :インターネットリサーチ
調査時期:
【事前調査】 2025年2月20日~2月28日
【同調査(一般社員向け) 】 2025年2月28日~3月2日
【同調査(人事・管理職向け) 】 2025年2月28日~3月3日
有効回答数:
【事前調査】 31,010サンプル
調査実施機関:マクロミル
<参考>
NALYSYS(レバレジーズ)『【2025年版】働き方の満足度・転職に関する意識調査』