東急不動産と東急リゾーツ&ステイは、長野県茅野市の東急リゾートタウン蓼科における地域連携・環境取組発信拠点「TENOHA蓼科」エリアが、7月26日に第2期オープンすると発表した。

同拠点は、「地域環境」「自然環境」への意識を“日常”に持ち帰ってもらうきっかけとなるべく、2つの「環境」の価値の創出および発信の拠点として、2024年7月に開業した施設。

今回の第2期オープンでは、以下の新施設やリニューアルが行われるとのことだ。

■森の素材研究室「TENOHA TATESHINA Lab.」

研究所・アトリエ・ギャラリーの3つの機能を備え、蓼科の森や木に触れて学ぶことができる体験型施設。精油蒸留や草木染め、植物標本づくりなどを通じて、五感で学べる体験プログラムを用意しているという。

「TENOHA TATESHINA Lab.」

<施設概要>
施設名称:TENOHA TATESHINA Lab.
所在地:長野県茅野市北山字鹿山 4026-2

■地域の魅力が詰まったショップ「EMMA’s FOOD&GROCERY」

地域の林業事業体と提携しながら森林資源の利活用に取り組む「yaso」が手がけるグローサリーショップ。ホットドッグカフェ「EMMA’s HOTDOG」の店舗内物販スペースが拡大し、土地の恵みを活かした、食と暮らしを楽しむ複合施設にパワーアップしたとのことだ。

「EMMA’s FOOD&GROCERY」

■遊歩道や遊び場のリニューアル

グローサリーショップへ繋がる遊歩道に木製水車が設置され、子供向けの「魚つかみ」エリアも営業を開始。また、同拠点に隣接するワーキングスペース「ワークラボMORIGURASHI」もリニューアルオープンするとのことだ。

水車のある遊歩道

<施設概要>
施設名称:「EMMA’s FOOD&GROCERY」、「ワークラボMORIGURASHI」
所在地:長野県茅野市北山字鹿山4026-2

■蓼科東急ホテルの新客室「Karamatsu Classic」

蓼科東急ホテルでは一部客室をリニューアルし、地域産のカラマツを随所に取り入れたコンセプトルームが誕生。客室内の建材やアート、アメニティ、スチームサウナのアロマに至るまでカラマツを使用し、五感で蓼科の自然を感じられる滞在を提供するという。

スタンダードツイン

<施設概要>
施設名称:蓼科東急ホテル「Karamatsu Classic」
所在地:長野県茅野市北山字鹿山 4026-2

また、7月26日と27日の2日間、2期オープンを記念したイベント「森の力実験都市Festival」を開催。

同イベントでは、森の恵みを科学的に探究し、リラックス、免疫力向上、集中力アップなど森の効果を五感を通して体験できるという。また、地域の飲食店を集めたマルシェや料理人によるダイニングパフォーマンス、ナイトシアター、各種ワークショップなどが実施されているとのことだ。