東京・都営バスに「EVバス」導入　6月10日より運行開始

東京都交通局は、北自動車営業所においてEVバス2両を導入し、6月10日より営業路線で運行を開始すると発表した。

EVバスの外観は、江戸紫色に大きなプラグを描いた特別なデザインとなっており、車内は後方まで段差がないフルフラットフロア。高齢者をはじめ、誰もがより安全に利用しやすくなっているという。

同取組は、東京電力ホールディングスと締結した「EVバス導入に向けたモデル構築に係る連携協定」に基づくもので、EVバスの車両性能や効率的な充電方法等を検証し、大都市におけるEVバス導入モデルの構築を進めていくとしている。

なお、EVバスの導入に併せて、北自動車営業所の庁舎壁面へ薄型太陽光発電パネル（最大10kW）も設置し、発電した電力をEVバスの充電の一部に活用するという。

同社は今後も、都営バス車両のZEV化を推進し、ゼロエミッション東京の実現に貢献していくとのことだ。

■概要

営業運行開始日：令和7年6月10日
運行路線：北自動車営業所の所管路線
※運行情報は、都バス運行情報サービスの車両検索「EVバス」で確認可能。