JR北海道、JR東日本、JR西日本、JR九州の4社は、米価高騰を受け、各社のネットワークを活用した生活応援キャンペーンを開始すると発表した。

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2024年産のお米を中心に、銘柄米の割引販売や政府備蓄米の供給を通じ、家計支援に取り組むという。

各社は、鉄道会社として生活密着型の社会インフラを担う立場から、こうした取り組みによって生活支援と地方振興の両立を図るとしている。

■各社の取り組み

JR北海道

グループ会社が運営するECサイト「北の特急便」および「北の特急便JRE MALL店」で北海道産銘柄米を20%OFFで販売するキャンペーンを、6月16日から6月30日まで実施。

JR東日本

政府備蓄米を新幹線輸送サービス「はこビュン」で運び、東京駅と上野駅にて販売会を実施するほか、「JRE MALL」にて2024年産銘柄米を対象とした割引キャンペーン「第2弾」を展開。

加えて、政府備蓄米の随意契約により、JRE MALL内「お取り寄せきっぷ」ショップで2021年産米を1,800円(税別・送料別)で販売。

JR西日本

同社が運営する「WESTERモール」および「DISCOVER WEST mall」において、対象の米(銘柄米・ブレンド米)を実質5kgあたり3,000円台(税込・送料込)で販売するキャンペーンを実施。

また、WESTER会員を対象に、数量・期間限定でクーポン割引およびWESTERポイント10倍還元を行うとしている。キャンペーン期間は6月12日から6月30日まで。

JR九州

ふるさと納税ポータルサイト「九州ふるさと納税by JR九州」において、米の返礼品寄付者に対し、通常の10倍のJRキューポポイントを付与するキャンペーンを6月中旬から7月末まで実施する予定だという。