アサヒグループ食品が展開する機能性表示食品「ネナイト」は、全国の20~60代の男女計800名を対象に、「寝起き、起床に関する調査」を実施し、その結果を公表した。

■約2人に1人は寝起きに課題あり

朝の寝起きについて聞いたところ、「寝起きが良いと感じない人」は44.3%となり、日本人の約2人に1人は寝起きに課題を抱えていることが分かった。

「自分は寝起きが良い」と感じるか

■特に働き盛りの若い世代の寝起きの悪さが深刻

続いて各世代の結果を見ると、「寝起きが良いと感じない人」は60代が26.7%だったのに対し、30代では66.7%と倍以上に。また、20代や40代も高いことから、働き盛りの若い世代の寝起きには大きな課題が見られる結果となった。

「自分は寝起きが良い」と感じるか(年代別)

■日本人は睡眠不足で休養不足。睡眠で十分な休養が取れていない人は約2人に1人

ここ1カ月間に睡眠で休養が取れているかを聞いたところ、「取れていない」と回答した人が47.1%となり、約2人に1人は睡眠で十分な休養が取れていないことが分かった。

ここ1カ月間に睡眠で休養が取れているか

■翌朝十分なパフォーマンスを発揮するために必要な平均睡眠時間は「7.1時間」

さらに、翌朝十分なパフォーマンスを発揮するために必要だと感じる睡眠時間を聞いたところ、若い世代は必要な睡眠時間が多い傾向がありながら、全体平均は「7.1時間」だった。

翌朝十分なパフォーマンスを発揮するために必要だと感じる睡眠時間

一方で、その必要な睡眠時間で実際に寝られる日は、ひと月のうち平均5.2割となり、ひと月のうち約半分は必要な睡眠時間を確保できておらず、日常的な睡眠不足である実態が明らかに。

必要な睡眠時間で実際に寝られるのは、月に何割程度あるか

■日中のパフォーマンスに不満を抱える人は半数以上

自身の日中のパフォーマンスの高さについて、満足している人が47.1%、満足していない人が52.9%となり、約2人に1人は日中のパフォーマンスに満足していないことが明らかに。

日中のパフォーマンスの高さに満足しているか

一方で、自身の翌朝のパフォーマンスを現状よりも高めたいと思っている人は約8割もいることが分かった。

自身の翌朝のパフォーマンスを現状よりも高めたいと思っているか

■約7割の人が仕事中に眠気を実感

仕事中の眠気について聞いたところ、約7割の人が仕事をしている日中に眠くなっていることが分かった。

仕事をしている日中に眠くなることがあるか

また、1日の働いている時間のうち眠いと感じている時間は、平均で「35分54秒」であることも分かった。

1日の働いている時間のうちどれくらいの時間を眠いと感じることが多いか

【調査概要】
調査日:2025年3月24日~2025年3月26日
対象者:全国に居住する20~69歳男女800名(ビジネスパーソン600名、ビジネスパーソン以外200名)

<参考>アサヒグループ食品『寝起き、起床に関する調査