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パーソルキャリアが運営する調査機関「Job総研」は、284人の社会人男女を対象に「2025年 初任給実態調査」を実施し、結果を公表した。

同調査は、初任給額やその額への印象、初任給の使い道を新社会人(2025年卒)とその他の世代で比較して調査したものとなっている。
■初任給額の比較
新社会人(2025年卒)の123人に初任給額を聞くと、「25万~29万円」が42.3%で最多となり、次いで「20万〜24万円」が25.2%、「30万〜34万円」が11.4%となった。
社会人2年目以上の161人に当時の初任給額を聞くと、「20万〜24万円」が50.4%で最多で、次いで「15万~19万円」が24.2%、「25万〜29万円」が12.4%と続く。
■具体的な初任給額の比較
新社会人(2025年卒)の123人に具体的な初任給額を聞くと、平均額が26.6万円、中央値が25.0万円、最頻値が25.0万円という結果に。社会人2年目以上の161人に当時の具体的な初任給額を聞くと、平均額が20.8万円、中央値が21.0万円、最頻値が22.0万円となっている。
■初任給の印象
新社会人(2025年卒)の123人に初任給の印象を聞くと、「高い印象を持った派」が86.2%で大多数を占め、内訳は「とても高い印象を持った」が48.0%、「高い印象を持った」が14.6%、「どちらかといえば高い印象を持った」が23.6%となった。
社会人2年目以上の161人に当時の初任給の印象を聞くと、「低い印象を持った派」が54.6%で過半数を占め、内訳は「とても低い印象を持った」が14.9%、「低い印象を持った」が13.6%、「どちらかといえば低い印象を持った」が26.1%という結果に。
■初任給の使い道比較
新社会人(2025年卒)の123人に初任給の使い道を聞くと、「貯金」が37.4%で最多となり、次いで「親へのプレゼント」が36.6%、「自分へのプレゼント・ご褒美」が25.2%と続く。
社会人2年目以上の161人に当時の初任給の使い道を聞くと、「貯金」が55.9%で最多で、次いで「親へのプレゼント」が53.4%、「自分へのプレゼント・ご褒美」が22.4%となった。
【調査概要】
調査対象者:現在職を持つJobQ Town(ジョブキュータウン)登録者
調査条件:全国/男女/20~50代
調査期間:2025年4月15日〜4月16日
有効回答数:284人
調査方法:インターネット調査
パーソルキャリア・Job総研『2025年 初任給実態調査』