Luupは、4月25日〜10月31日の期間限定で、北道美瑛町において電動キックボードのシェアリングサービスを提供することを発表した。一般社団法人美瑛町観光協会との連携による取り組みで、同町での展開は2年連続となる。

美瑛町で「LUUP」の提供開始

美瑛町は「青い池」や「ケンとメリーの木」など多くの絶景スポットが点在する観光地。2023年度には約238万人が訪れ、世界各国から観光客が集まる人気エリアとなっている。その一方で、鉄道やバスなどの「観光二次交通」が不十分で、観光地間の移動が課題とされてきた。

Luupは同課題に対し、昨年に引き続き、電動キックボードを活用したシェアリングサービスを提供。今年は「白金青い池」がある白金地区にも初期段階からポートを設置し、回遊性の向上と観光客の移動利便性をさらに高めるという。

麦畑とLUUP

LUUPの電動キックボードは、16歳以上であれば運転免許不要で利用可能。坂道や丘の多い美瑛の地形でも楽に移動でき、観光地を風を感じながら巡ることができるという。

Luupは同取り組みを通じて、美瑛町の魅力向上を図るとともに、環境負荷の少ないサステナブルなマイクロモビリティを安心・安全な二次交通として普及させ、誰もが気軽に日常的に利用できる社会の実現を目指すとのことだ。

■サービス概要

内容:電動キックボードのシェアリングサービス
詳細:スマートフォンアプリ「LUUP」を用いて、電動キックボードに乗車し、ポートからポートへの移動が可能。
提供期間:4月25日12時〜10月31日
利用料金:30分あたり500円、2時間まで3,000円(税込)
車両台数:14台
ポート数:2ポート
利用可能時間:24時間