MUJI HOUSEは、「木の家」の新たなラインアップとして「木の家 平屋エディション」の販売を開始した。間仕切りのない開放的な空間や高いメンテナンス性といった従来の「木の家」の特徴を活かしつつ、単身世帯や夫婦などコンパクトな暮らしを求める層に対応した住宅商品として展開するという。

無印良品の家、「木の家」平屋エディションを販売開始

「木の家 平屋エディション」は、従来の木の家同様、風や光などの自然エネルギーを活用するパッシブデザインを採用しており、大きな窓にトリプルガラスを標準搭載。高い断熱性能と気密性を実現しているという。また、耐久性に優れたガルバリウム鋼板外壁を用い、メンテナンス性も高めた仕様となっている。

構造面では、外周部で耐震構造を支えることで室内の壁を最小限に抑え、自由度の高い設計を可能にした。勾配天井やハイサイドライトの設置により、光と風を効率的に取り込みながら開放感を確保しているとしている。

木の家 平屋エディション

設備面では、収納部や仕切りにワイヤーカーテンを提案。閉塞感を抑えながら空間を区切ることが可能だという。オプションでLDK周りに無印良品オリジナルのパネルカウンターやユニットシェルフ対応仕様なども選択できるとのことだ。

木の家 平屋エディション

プラン例として、14.52坪(48.04平方メートル)のコンパクトなモデルが1,814万円(税込)、19.03坪(62.93平方メートル)の変形敷地対応型が2,077万円(税込)で提示されている。

プラン例

MUJI HOUSEでは、2019年に郊外向けの平屋商品「陽の家」を販売開始し、2025年1月には新プランも発表している。今回の新商品は、2024年に実施した「みんなで考える理想の平屋プロジェクト」の結果を踏まえ、都市部でも暮らしやすい平屋住宅として開発されたとしている。