ギフティは、自治体・地域の課題を解決するデジタルプラットフォーム「e街プラットフォーム®」が、島根県隠岐郡海士町、西ノ島町、知夫村、隠岐の島町の隠岐諸島4町村および隠岐ジオパーク推進機構 に採用されたことを発表した。

これにより、4月22日より、「おき旅納税」(旅先納税®)が隠岐諸島4町村(隠岐の島町、西ノ島町、海士町、知夫村)でスタートし、共通返礼品として電子商品券「おき旅コイン」の発行が開始されたとのことだ。

島根県・隠岐諸島4町村で「おき旅納税」実施

隠岐諸島4町村が実施する「おき旅納税」(旅先納税®)は、寄附者が4町村から寄附先を選ぶことができ、寄附額の3割分に当たる4町村すべての加盟店で利用可能な共通電子商品券「おき旅コイン」を返礼品として即時に受け取ることができる、ふるさと納税の新しい仕組み。

寄附は、「旅先納税®公式ホームページ」、もしくは加盟店に設置されたポスターやPOPに記載された二次元コードから各自治体の寄附サイトに遷移し、クレジットカード決済で支払い可能。

「おき旅コイン」は、4月22日より4町村の飲食店・体験施設・宿泊施設をはじめとした加盟店37店舗での精算時に利用可能であり、おでかけや旅行を楽しみながら地域経済に還元することができる、「旅先納税®」の返礼品となる。

10,000円から100,000円までの寄附額に応じて、3,000円から30,000円まで全5券種の「おき旅コイン」が返礼品として贈られるという。

受け取り・利用の際にアプリなどをダウンロードする必要なく、会計時は1円単位で利用可能。

加盟店での利用も簡単で、店舗での会計時に手持ちのスマートフォンで「おき旅コイン」の二次元コード読み取り画面から、店舗に設置された二次元コードを読み取った後、利用金額を入力・確定し、加盟店に支払い完了画面を提示することで支払いが完了。

支払い完了時に「消し込み」という処理が行われ、そのタイミングで利用済みのチケットとして認識されるため、再利用等の不正利用を防ぐこともできるとのことだ。

■ 隠岐諸島4町村での「旅先納税®」および「おき旅コイン」 概要 

導入先:隠岐諸島4町村および一般社団法人隠岐ジオパーク推進機構 
導入事業: 「おき旅納税」事業、「おき旅コイン」事業
提供開始日:2025年4月22日
導入目的:隠岐諸島の地方創生および観光を通じた地域活性化 
納税方法:
(1)「おき旅納税」サイトにアクセスし納税者情報を登録
(2)寄附金額を選択し、クレジットカード決済で納税完了
※対象の4町村に住民票登録のある人は寄附不可

利用方法:
(1)「おき旅コイン」の画面から「コード読み取り」をタップ
(2)加盟店に設置された二次元コードを読み取り、利用したい金額を入力
(3)「決済する」を押下し支払い完了画面をお店の人に確認していただく
決済方法:クレジットカード決済(VISA、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club)
寄附金使途:寄附先の町村により寄附金の使途は異なり、寄附者による選択が可能。詳しくは各町村の寄附サイトを確認
選択可能な寄附金額と返礼品券種:
・寄附額10,000円:「おき旅コイン」3,000円分
・寄附額20,000円:「おき旅コイン」6,000円分
・寄附額30,000円:「おき旅コイン」9,000円分
・寄附額50,000円:「おき旅コイン」15,000円分
・寄附額100,000円:「おき旅コイン」30,000円分
利用期限:寄附した日から365日間
加盟店:隠岐群島4町村内の飲食店・宿泊施設・観光施設等37店舗(2025年4月22日時点)